アンフュージョン infusion (フレンチ) 桜新町
田園都市線の桜新町は、三軒茶屋と二子玉川に挟まれていて見落とされがちだが、新旧のお店がバランスよく点在し、商店街もしっかりしていて、とても楽しい街だ。春の八重桜の桜まつりも秋のねぷた祭りも盛況で、とても元気な地域である。気になるお店は昔から多かったが、最近購入したミシュランの別冊「Bonnes Petites Tables 東京」(ちょっと気になる東京のビストロやブラッセリーなど295店を掲載した本)で、世田谷で22店も掲載されている中、なんだかとても気になるレストランなので行ってみた。
場所は、桜新町の駅から246方面に商店街を5分程歩いたところで、サザエさん美術館の少し手前になる。入り口は狭いが、奥は結構あり、座席数は20席程で、テーブルの配置もお客が隣を気にしなくていいように配置されている。その上、奥の厨房の横を通り過ぎた店の一番奥には、6人まで入れる半個室もあるので、グループだけで食事をしたい人たちにはぴったりだ。
店はいつも賑わっているが、特にランチは常時満席で、近隣の奥様型の社交場になっているようだ。旨いだけではダメで、値段も厳しくチェックする奥様ランチ部隊の評価が高いことでも分かる通り、コストパフォーマンスの良さは飛び切りである。
何種類ものメニューがあるが、お勧めはランチもディナーも、前菜+スープ+主菜+デザート+コーヒーのMenuAである。税込でランチが2800円、ディナーが3900円であるが、この満足感が並じゃない。
ある日ディナーのMenuAを頂いたが、前菜も主菜も5種類以上から好きな料理を選べるし、出てきた料理の味も盛り付けもそして量も、大変満足の行くものであった。アンフージョンというのは、フランス語で煎じるという意味だそうで、おもてなしの心を持って、お客さんの望む料理をじっくりお客さんに合わせて提供していきたいと菊池チェフが述べている。独りよがりな料理を出す料理人がまだ多い中、お客本位の姿勢は、とても好感が持てる。
サービスは、満席の賑わった中でも整然と混乱無く提供され、レベルの高さを感じる。料理やワインの進め方もうまく、お客に楽しんでもらいたいというシェフの思いを共有しているように感じられた。
平成21年開店で、まだ2年ほどだが、店のコンセプトもはっきり持っていて、これからますますいい店になっていくと思う。
桜新町1-29-1 03-5758-5405 地図
ランチ11:30~14:30(L.O)ディナー 17:30~21:30(L.O)
月曜日定休(祝日の場合は火曜日定休)

(外観の写真は、店のHPから)
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