OGINO  (フレンチ) 池尻


 三宿・池尻地区のレストランが、今、すごい。料理が好きで、真摯に腕を磨いた若きシェフ達が、満を持して店を競って出している。渋谷から一駅という立地が、いいのかもしれない。今回紹介する、OGINOは、その中でもずば抜けて素晴らしいレストランだ。

 場所は、田園都市線池尻大橋駅を出て、246をすぐに曲がって住宅街の中をテクテク歩き、4,5分ぐらい。あたりには店は無く、まったくの住宅街のど真ん中である。この池尻のまったくの住宅街に、連日フレンチ好きが、あっちこっちから食べに来る。だから、いつも満席である。

 料理は、しっかりしたクラッシック系統。しかし、けして重くは無く、軽やかで繊細だ。「オマール海老、ホタテ貝、夏野菜のカネロニ仕立てガスパチョソース」 と「仔鳩とフォアグラのパイ包み焼き赤ワインソース」をアラカルトでチョイスして食べたが、 バランスの良さ、食材の味の引き出させ方、火の通しそして提供温度などみな完璧で、大満足であった。
 場所や店構えからは想像しなかった、完璧な、とても高いレベルのフレンチである。この世田谷の住宅街に、良くぞ開いてくれたと、感謝感謝である。

 コースは、2,500円と4,000円。ディナーは、4,500円と6,500円。何れも手の込んだ、素晴らしい料理が並ぶ。アラカルトも、1,000円~3,000円の範囲で、信じられないお値打ちである。
 アラカルトを見たら魅力的なメニューで悩んで注文まで相当時間がかかってしまった。次は、素直にコースを注文しよう(笑)。

 席は、20席。多くないこの席が、今奪い合いになっている。

Ogino02

*写真は、OGINOのHPから


池尻3-5-22 グレイスマンション1F  5481-1333 月曜日定休 地図
 ランチ(土・日・祝日のみ) 11:30~13:30 Lo
 ディナー(火~土) 17:30~23:30 Lo ディナー(日・祝日) 17:30~21:30 Lo

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コム・ダビチュード (フレンチ) 池尻

Cdh01 三宿の交差点からすぐのところ、池尻小学校の隣、三宿中学の向え側に素晴らしい店ができた。飛び切りおいしい普段使いのレストランというのは、ある意味とっても贅沢だ。こんな店を見つけると、つくづく世田谷の街を食べ歩いてよかったと思う。

 コム・ダビチュード(Comme D' Habitude)は、中目黒で評判のお店だったが、9年間で閉めて池尻に2007年4月に移転してきた。15席の大きくは無いレストランだが、格安のビストロであり、魅力的で抜群においしい料理を提供してくれる。

Cdh02 家族でも、友達同士でも、恋人同士でも楽しい時間を過ごせる。晴れの日のレストランはとても重要だけれども、普段使いのレストランは、もっと大切だ。それがすぐに行ける、身近な場所にあるというのは、本当に幸せだ。

 ランチを食べた。
 ランチのメニュー構成はとても合理的だ。前菜と主菜がそれぞれ6~7種類メニューに載っている。
   たとえば 前菜は、
    ・田舎風パテ、コム・ダビチュードスタイル
    ・サーモンのババロアとマリネのミルフィーユ仕立て
    ・アジのマリネ、きゅうりのソース など
   主菜は、
    ・本日の魚のグリエ、サラダ仕立て
    ・牛肉の赤ワイン煮込み、野菜添え
    ・オングレステーキ、赤ワインソース
    ・シャラン産鴨もも肉のコンフィ
    ・ブーダンノワールとジャガイモのピューレ、きのこ添え  など

 これを自分でチョイスするのだが、
    主菜1品 +デザート +お茶 = 1,800円
   前菜1品 +主菜1品 +デザート +お茶 = 2,800円
   前菜2品 +主菜1品 +デザート +お茶 = 3,500円
   前菜1品 +主菜2品 +デザート +お茶 = 4,000円
   前菜2品 +主菜2品 +デザート +お茶 = 5,000円
となっていて、その日の体調と腹具合、そして懐具合で好きなものを選べる。

私は、前菜と主菜を1品ずつチョイスするコースを選び、前菜に田舎風パテ、主菜にシャランサン鴨もも肉のコンフィを選んだ。パテは分厚く重量感たっぷりで主菜でもとおる存在感、そして主菜の鴨のコンフィは、周りの皮がパリッとしていて、もも肉がジューシーだった。久しぶりで、旨いコンフィを食ったなぁという充実感があった。

 ワインリストも地域別にキチンと網羅されていて、リーズナブルな価格だ。ワイン好きにも堪えられない。

池尻2-7-4 地図 3487-7686
火曜+第3水曜 定休 11:30~14:00 (LO) 18:00~21:30 (LO)

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ボン シュマン (フレンチ) 五本木

 246の三宿の交差点から世田谷公園の脇を抜ける道路は、三宿通りと呼ばれているが、この通りが楽しい。ぽつんぽつんと飛び飛びにであるが、イタリアンレストランやカフェ、和食やなどが点在し、どの店もおしゃれでカッコいい。大人の世界なのだ。

 下馬5丁目の交差点を過ぎると区境を越えて目黒区五本木にはいるが、このあたり、急に華やかになり、お店が増える。紹介するボンシュマンもここにある。世田谷でなく目黒に入ってしまうが、区境からわずか数百メートルであるので、世田谷の周辺と言うことで掲載することにする。

Bonchemin01 白を基調にした清潔感溢れるお店だ。大きくはないが、奥に6人掛けの個室もあり、落ち着けて、居心地はすこぶる良い。楽しく食事をするアベックで一杯だ。私は月曜日に伺ったが、ほとんど満席に近く、人気があるのがうかがえる。

 料理は、軽快で軽やか、しかししっかりしていて素材のうまみがキチンと表現されている。花澤シェフ同様料理は真面目でうそをつかない。感心したのは火の入れ方が、皆最高の状態で、かつどの料理も香りがとてもよかった。ホタテとオマール海老の軽いクリームソースにトリフがかかっている料理の香りは忘れられない。

 ワインも充実している。種類も充分だが、飲み慣れた人が釘付けになる造り手のものもあり、チョイスに迷う。価格帯も押さえてあり、リーズナブルなワインが選べる。サービス陣は、若くてすがすがしく、楽しそうに接客しているのがうれしい。

 ランチが、1800円と2800円、ディナーが3900円と5800円と8500円でメニューからの自由な選択となるので、おなかと懐と相談しながら、楽しくメニューとにらめっこということになる。自家製のパンがとても美味しくて、極上のリエットがつくので、思わずパンを食べ過ぎないように。

 楽しい時間が過ごせる、お勧めのお店である。

目黒区五本木2-40-5 地図 3791-3900 
11:30-14:00(LO) 18:00-21:30(LO)  水定休
店のWebサイト  http://www.bonchemin.com/


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Bistro j (フレンチ) 桜新町

Bisutoroj01 桜新町の商店街は、活気があって楽しい。サザエさん通りのお店は味があるし、駅前通りはにぎやかだ。その駅前通りの一番端っこ(用賀側)に、このBistro j はある。
 ビストロというのは、軽食堂や居酒屋など気軽に安い値段で食べられるお店が本来の意味なのに、六本木や青山に行くと財布が空になってしまいそうなビストロもある。しかしこの店は、そんな心配はいらない真っ当なビストロである。

 席数は20席ぐらいで、小さなお店だが、明るい色合いで構成されているためか食事をしていても狭い感じはしない。むしろゆっくりした気分で味わえる。厨房はシェフ一人サービスも女性一人でやっているので、この店では、ゆっくり食べると言うのが基本だ。

Bisutoroj03
 シェフが作る料理は、キチンとフレンチの修行をされた上で自分の主張を押し付けがましくなく表現していて、好感がもてる。素材選びにも工夫が見られる。今回食べた雪嶺茸は、素晴らし食材だった。
 自家製のパンも好評で追加オーダーも多い。デザートは、もう一工夫欲しい。

 ランチは、手軽なワンプレートの盛り合せ、パスタのコース、前菜主菜のキチンとしたコースなどから選べる。値段は、チョイスによって追加料金があるものもあるが、千円代前半から2千円代後半ぐらいで、コストパフォーマンスは充分である。
 その日は、雪嶺茸と白金豚パンチェッタのソテーサラダ仕立てを前菜に、鴨もも肉のコンフィをメインにした。シャキシャキした歯ごたえのある肉厚の雪嶺茸と、パンチェッタ塩味の相性がよく楽しい一皿だった。

 もう開業して7~8年になると思うが、気軽に、でもちゃんとフレンチを味わいたいという地域のお客が定着しているようで、店全体が、落ち着いた良い雰囲気をかもし出している。歩いていける範囲にこんな店があり、休日に家族で楽しく食事ができれば最高だ。

桜新町1-40-10 5450-1577 11:30-14:30 17:30-21:30(LO)
火・第3月定休  地図


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ビストロ クルル (フレンチ) 梅丘

queueleuleu01 梅丘と言えば、まず梅まつりだ。2月のひと月間開催されている梅まつりを毎年楽しみにされている方は多いだろう。これだけまとまった、また沢山の種類の梅を見られるところはそう多くない。
梅丘は、駅の北側が羽根木公園で、南側が商店街とはっきり二分されている街だったが、小田急線が高架になって、駅の南北の行き来がスムーズになると、街が広くなったように感じる。派手さは無いが、一目置かれるようなお店が梅丘には何軒もあり、今後も紹介していきたい。

ビストロ クルルは、地元使いだけでは惜しいお店だ。店内は、すっきりとモダンでフレンチといっても堅苦しくなく、一方料理は、きわめてまっとうで、キチンとした技術に裏打ちされた魅力あるものだ。
シェフは、渋谷の名店ロアラブッシュを経てお店を出されたということで、梅丘という街で、これだけのフレンチを食べられる幸せを感じる。

queueleuleu02 お勧めで食べたヤリイカの煮込みは、軽い火の通しで、口の中に甘みが広がって大変美味しかった。また、大好物の鴨のコンフィも大変満足のいくものだった。コンフィはオーソドックスな料理だけに、修行の腕がそのまま反映されてしまう料理だが、食欲を誘う香りと表面のぱりっとした食感が素晴らしく美味しかった。
ワインは、PIERRE FRICK Riesling(5,600円)を飲んだが状態は結構良かった。ワインリストは、3~4千円ぐらいから揃えてあり、軽く飲みたい方もきちんと選びたい方も両方満足できる。

場所は、梅丘駅南側で徒歩1分のさくらベーカリーというパン屋の2階。階段を上がってすぐ右側の店。ランチは2,630円で、コストパフォーマンスがとても高く、ディナーはコースもあるがアラカルトが楽しい。

梅丘1-21-2 3427-2722 18:00~25:00(LO) 日曜18:00~23:00(LO) 水曜定休 全席禁煙


* 追記 2007/07/27
 最近ランチをやめて夜の営業に力を注いでいるようだ。日曜以外は、ラストオーダーが夜1時。深夜族には、ちょっとうれしいかも。


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イブローニュ (フレンチ) 池尻

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 取って置きのブラッスリーを見つけた。池尻の裏通りにある気楽なレストランだが、私はこういう店を長年求めていたのではないかと思った。素晴らしいレストランである。

 東急田園都市線池尻大橋駅から国道246号を大山道に入り徒歩数分、「こんなところに?」という場所に、ブラッスリー イブローニュがある。大山道というのは、赤坂の御門から大山の阿夫利神社を結ぶ古道であり、かつて大山詣で大変にぎわった道である。今も、池尻から上町ボロ市通りを通り抜け二子の渡しまで、途切れ途切れであるが、その面影を残している。冒頭で「裏通りにある・・」と記したが、実は、並みの裏通りではないのである。

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 ブラッスリーは、ビヤホールなどを意味し、軽い食事やお酒がのめるフランスの庶民的なレストランのことである。その名のとおりイブローニュは、豪華なレストランではない。メニューの種類もそれほど多くはないし、伝統的な家庭料理を気楽に楽しんで食べてもらうお店である。だから信じられないほど安い。食器類も当たり前のものだが、料理はレベルが高く、心躍る楽しくなる皿ばかりである。

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 たとえば田舎風テリーヌ600円、チーズオムレツ500円、ムール貝の白ワイン蒸し900円、和牛ホオ肉の赤ワイン煮1600円、フランス産鴨のコンフィ1700円、デザート400円(クレームブリュレ、ガトーショコラ等)。それぞれが量もしっかりあり、本当にうれし泣きしたくなる値段である。
 またフランス語で酔っ払いを意味するイブローニュだけあって、ワインも2000円台から充実で、酒飲みにもこたえられない。もちろんビールもある。

 4人掛けテーブルが5つとカウンター席で計26席。池尻大橋にどこから集まるのか、遅くなるにしたがって客が増える。ラストオーダーは深夜零時。

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 店の外の黒板に白墨で美味しそうなメニューがびっしり書きもまれている。真っ暗な道に面した全面ガラスから、暖かな光とお客の笑顔が漏れてくる。

池尻2-27-7 3419-6033 17:30~1:00(LO 0:00) 火曜定休 

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ラマージュ イグレク RAMAGES y (フレンチ)二子玉川

とても面白いフレンチが二子にオープンした。

 お店は、外から覗くと丸テーブルで、テーブルクロスもなくちょっと高級な喫茶店かバーみたいでとてもフレンチレストランには見えない。自分の普段の趣味からはちょっと敬遠する雰囲気だが、表参道のスパイラルビルにあるRAMAGESの系列と聞いて行くことにした。
 私がフレンチに夢中になり始めた20年前、歌舞伎座のすぐ近くにアンリという店があり、福岡のイル・ド・フランスからきた新進気鋭の依田輝明シェフが腕を振るっていた。小さな店だったがそこで食べた料理はずっと記憶に残るすばらしい料理だった。依田シェフは、その後RAMAGESを開店させた。
 その依田シェフが自分が訪れたい店というコンセプトでこのイグレクを作ったのだから、行かなくてはならない。
  
 来店して、おどろいた。カジュアルな店の体裁からは想像できない、きちんとしたサービスだった。予約の名前を告げると、とてもにこやかに名前を繰り返し店へ誘導してくれた。当日の予約者がきちんと頭に入っている対応で、好感がもてた。料理を注文するときの対応も良かったし、帰りには、きちんと私の名前を呼んで再訪を請われたあたりは、常連になったような錯覚を起こした。サービスは表参道のお店に引けを取らない。

 メニューは、大きな1枚紙。一口前菜、冷たい前菜、温かい前菜、魚、肉と分かれていて、40~50種類の料理が載っていた。数人でサーモンの炙り焼き、ホタテのラビオリマリニエール風、骨付き子羊炭火焼、牛頬肉赤ワイン煮など7種類の料理を食べたが、どれも高いレベルだ。
 食べなかったがロールキャベツや銀シャリ(ごはん)もメニューに載っていた。とても興味を引く。
 
 そして、値段が安い。肉料理は2000円を超えるものもあるが、ほとんどが1000円台の料理で、1000円以下の料理も結構ある。ワインリストも見たが青山や銀座のフレンチレストランで出している値段より2~3割安い。セレクトも申し分ない。
 テーブルクロスもなく、お手拭もナプキンも紙、そしてナイフ・フォークも取り替えないが、こんなところで上手くコスト削減をして料金を抑えてくれるなら大歓迎だ。
 取り皿も出してくれるので、数人で行って互いの料理を味見するのも楽しい。

 つまりカジュアルな雰囲気で料金も抑えながら、味とサービスは一流店。これってフレンチレストランの一つの理想系ではないだろうか?シェフが自分が訪れたい店というコンセプトで作った意味が分かった。

 場所は、高島屋南館裏「柳小路」の東角の3階。
 柳小路は、高島屋SCの運営会社東神開発がプロデュースする商業ゾーンで、建物の外壁を千本格子やあんどんで統一し、石畳の路地に柳を植えて、京都の町家のイメージをかもし出している。面白いのは、周辺の民間アパートやビル等の外壁などもこれで統一してしまったので、一歩路地に入ると別世界に迷い込んでしまったような感覚に陥る。
 新しいお店がぞくぞくと出店し、これから楽しみな場所だ。

 玉川3-11-1 柳小路東角3F  03-5717-9117 11:30~14:30(LO)、17:30~23:30(LO) 無休

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サレ・ポワヴレ Salez et Poivrez (フレンチ) 二子玉川 

玉川高島屋には、有名レストランが溢れている。フレンチ、イタリアンそして中華とすばらしい店で一杯である。だからかどうかは分からないが、高島屋の裏手に広がる飲食店街には、飲み屋系の店がほとんどで、まっとうなレストランがあまりない。

Sep010半年ほど前、高島屋の駐車場ビルの裏手の十字路の角の果物屋や蕎麦屋があったところが、取り壊されてビルになった。蕎麦屋が再び蕎麦屋になったので、果物屋もそうかと思っていたら、どうも雰囲気が違う。どうなるのだろうと気にしていたら、完成したときには、いい感じのフレンチレストランになっているではないか。ちょっとびっくりした。しばらく様子を見ていると、11月ごろから開店し、なんだかお客も入っているようだ。

 メニューが店頭に出ていて、覗いて見ると、完全にまっとうなフレンチである。インターネットで調べるが、うまく情報が拾えなかった(「サレ・ポワヴレ」だと結構出ているが「サレ・ポアブレ」で探してしまった)。
 で、行ってみることにした。

 当日の10時前にランチの予約の連絡を入れたが、対応がとてもよく、期待できると直感した。
 約束の12時ちょうどに店に入ると、すごく美人のマダムがにこやかに出迎えてくれた。一番奥の席に通され、食前酒のグラスシャンパンを飲みながらすごくいい気分になった。クリストフルの食器が並べてあるし、20年近く前駒沢のプリムールで幸福感一杯でお店に通った記憶が呼び戻された。

 メニューは、ランチが2500円で前菜と主菜を4品のなかから1品ずつ選択するもので、ディナーは5000円で、前菜は、冷たい前菜と暖かい前菜がその日ごとに決まっていて、主菜を1品選択する。コースは1種類でアラカルトは無い。
 私は、田舎風テリーヌとイトヨリのポアレを、相方はサーモンの燻製と子羊のグリエを食べたが、いずれもすばらしく大満足であった。

 うかがったところ信國シェフは、西麻布「ビストロ・ド・ラ・シテ」のシェフをされていたとか。ずっと昔まだこのお店をムッシュ勝又シェフ(箱根オーミラドーオーナー)がオーナーだったころ、桜の「しらとり」の白鳥シェフも同店のシェフを長くされていたはず。30年以上続く名店のシェフがご自分の店でどんな料理を作ってくれるのか大変楽しみだ。

 帰りがけに、来週のディナーの予約をした。
 久しぶりに、楽しみなフレンチレストランを見つけてしまった。

 なお、店の名前は、「塩、胡椒する」の意味
 
 玉川3-15-14  5717-9027
 11:30~14:00(L.O.) 18:00~21:00(L.O.) 月曜定休


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アシェット (フレンチ) 成城

assiette02
成城学園駅から1~2分という好条件ながら、脇道に入ったところなので、駅前の喧騒を逃れられる。
1階はエントランスと厨房、2階がレストラン、3階がパーティールームで地下がワインバーと喜びの階層構造になっている。

アシェットとは「お皿」の意味だが、クリストフルなどオーナーが道楽で集めたに違いないと思わせる食器類で食事ができる。お医者さんであるオーナーの息子さんがシェフだそうだが、アランシャペルで修行したという腕は飛び切りで、素晴らし料理を供してくれる。特に魚の扱いは、秀逸。

assiette01
ワインの品揃えも抜群で、ワインのみ楽しみたい方は地下のワインバーをお勧めする。おつまみとして簡単な料理も頼めるが、これも、もちろんとてもうまい。

成城6-10-3 3789-1190 11:30-14:00 17:30-21:00 月曜定休
ランチ 3,000円、5,000円、 ディナー7,000円 4,000円、6,000円、8,000円、10,000円

ワインバー・アシェット(地下1階) 3789‐1192 17:30~23:00 月曜定休


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しらとり (フレンチ) 桜

西麻布のビストロ・ド・ラ・シテや乃木坂のレストラン馮と言った名店のシェフを務めてから、10年程前にしらとりを開店した。

松ケ丘交番を少し下った世田谷通り沿いで、通りからお店が良く見える。紛れもなく正統派のフランス料理を供する店だけれど、気取りがなく気楽に食べられるお店。かたぐるしいレストランは苦手と言う方でも大丈夫。食べるのが好きな友達数人でおいしい物をお腹一杯食べるぞ!と言うのに最適。

白鳥シェフは築地通いで知られ、魚料理には定評がある。「市場からのブイヤベース」は、この店の定番で、食べれば誰でも虜になる。絶品。

ときどき世田谷通りをバスで下っていると、腕組みをして外を眺めているシェフを見ることがある。こんな良い店でも、お客が入らない日があるようで、残念でならない。

電話    3706-7158
所在地   桜3-2-18  
営業時間 11時45分~14時 18時~21時
定休日   火曜、第2月曜
料金    海の幸コース6,000円、おまかせフルコース7,000円、ブイヤベース8,000円(2人前)

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