イブローニュ (フレンチ) 代田

イブローニュが代田に移転したので、行ってみた。
あの常時満席のお店を辞めて、代田の住宅街の一角に店を移したのだから、普通じゃない。
新店舗は、花見堂小学校のそばで、マンションの1階、以前の店よりも小ぶりで、テーブル席とカウンター席合わせても20席ほどである。その店を、シェフとホールの女性一人で回している。

料理は、お肉のガッツリ系で、ワインを飲みながらシェアして食べるスタイルは変わらない。
メニューは、名刺台帳に名刺大の紙をいれるなど、食材以外に経費をかけない素晴らしさで、おかげでワインも料理もとてもお値打ち。ポーションも大きく、並の店のつもりで注文すると、食べきれない。

土曜日の夜行ったが、瞬く間に満席になって、シェフ一人でフルパワーで、しかし楽しそうに料理していた。大事にしたいレストランである。

世田谷区代田1-3-12-102 地図 03-6805-5951
水曜定休 18:00-25:00

写真は、店のFBから
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2013/05/11
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 取って置きのブラッスリーを見つけた。池尻の裏通りにある気楽なレストランだが、私はこういう店を長年求めていたのではないかと思った。素晴らしいレストランである。

 東急田園都市線池尻大橋駅から国道246号を大山道に入り徒歩数分、「こんなところに?」という場所に、ブラッスリー イブローニュがある。大山道というのは、赤坂の御門から大山の阿夫利神社を結ぶ古道であり、かつて大山詣で大変にぎわった道である。今も、池尻から上町ボロ市通りを通り抜け二子の渡しまで、途切れ途切れであるが、その面影を残している。冒頭で「裏通りにある・・」と記したが、実は、並みの裏通りではないのである。

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 ブラッスリーは、ビヤホールなどを意味し、軽い食事やお酒がのめるフランスの庶民的なレストランのことである。その名のとおりイブローニュは、豪華なレストランではない。メニューの種類もそれほど多くはないし、伝統的な家庭料理を気楽に楽しんで食べてもらうお店である。だから信じられないほど安い。食器類も当たり前のものだが、料理はレベルが高く、心躍る楽しくなる皿ばかりである。

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 たとえば田舎風テリーヌ600円、チーズオムレツ500円、ムール貝の白ワイン蒸し900円、和牛ホオ肉の赤ワイン煮1600円、フランス産鴨のコンフィ1700円、デザート400円(クレームブリュレ、ガトーショコラ等)。それぞれが量もしっかりあり、本当にうれし泣きしたくなる値段である。
 またフランス語で酔っ払いを意味するイブローニュだけあって、ワインも2000円台から充実で、酒飲みにもこたえられない。もちろんビールもある。

 4人掛けテーブルが5つとカウンター席で計26席。池尻大橋にどこから集まるのか、遅くなるにしたがって客が増える。ラストオーダーは深夜零時。

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 店の外の黒板に白墨で美味しそうなメニューがびっしり書きもまれている。真っ暗な道に面した全面ガラスから、暖かな光とお客の笑顔が漏れてくる。

池尻2-27-7 3419-6033 17:30~1:00(LO 0:00) 火曜定休 

2005/11/15


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アンフュージョン infusion (フレンチ) 桜新町

再訪

久しぶりで、アンフュージョンを訪れた。
お勧めのトラエビのサラダ仕立てはビックリするほど甘く、カナダ、ケベック州のロニヨン・ド・ブォー(牛の腎臓)は、新鮮で驚くほど上質で美味。最近こんな旨いロニヨンは珍しい。いつもある食材ではなく、いいタイミングで店を訪問したものの特権だが、今日は本当にラッキーだった。
料理はもちろん旨いが、特質すべきはサービスだ。メートルはいつも笑顔で如才なく、篠田麻里子似のセルヴーズ(女性給仕)は、とてもキュートでやさしいサービスを提供してくれる。レストランにいる間中、楽しい時間を演出してくれる。
 久しぶりで行ったアンフュージョンは、ますますいいレストランに成長していて、もう楽しくて仕方がなかった。また、行きます。

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2013/02/28 追記
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Infu2 田園都市線の桜新町は、三軒茶屋と二子玉川に挟まれていて見落とされがちだが、新旧のお店がバランスよく点在し、商店街もしっかりしていて、とても楽しい街だ。春の八重桜の桜まつりも秋のねぷた祭りも盛況で、とても元気な地域である。気になるお店は昔から多かったが、最近購入したミシュランの別冊「Bonnes Petites Tables 東京」(ちょっと気になる東京のビストロやブラッセリーなど295店を掲載した本)で、世田谷で22店も掲載されている中、なんだかとても気になるレストランなので行ってみた。

 場所は、桜新町の駅から246方面に商店街を5分程歩いたところで、サザエさん美術館の少し手前になる。入り口は狭いが、奥は結構あり、座席数は20席程で、テーブルの配置もお客が隣を気にしなくていいように配置されている。その上、奥の厨房の横を通り過ぎた店の一番奥には、6人まで入れる半個室もあるので、グループだけで食事をしたい人たちにはぴったりだ。
Infu3店はいつも賑わっているが、特にランチは常時満席で、近隣の奥様型の社交場になっているようだ。旨いだけではダメで、値段も厳しくチェックする奥様ランチ部隊の評価が高いことでも分かる通り、コストパフォーマンスの良さは飛び切りである。
 何種類ものメニューがあるが、お勧めはランチもディナーも、前菜+スープ+主菜+デザート+コーヒーのMenuAである。税込でランチが2800円、ディナーが3900円であるが、この満足感が並じゃない。
 ある日ディナーのMenuAを頂いたが、前菜も主菜も5種類以上から好きな料理を選べるし、出てきた料理の味も盛り付けもそして量も、大変満足の行くものであった。アンフージョンというのは、フランス語で煎じるという意味だそうで、おもてなしの心を持って、お客さんの望む料理をじっくりお客さんに合わせて提供していきたいと菊池チェフが述べている。独りよがりな料理を出す料理人がまだ多い中、お客本位の姿勢は、とても好感が持てる。
Infu4 サービスは、満席の賑わった中でも整然と混乱無く提供され、レベルの高さを感じる。料理やワインの進め方もうまく、お客に楽しんでもらいたいというシェフの思いを共有しているように感じられた。
 平成21年開店で、まだ2年ほどだが、店のコンセプトもはっきり持っていて、これからますますいい店になっていくと思う。

桜新町1-29-1  03-5758-5405  地図
ランチ11:30~14:30(L.O)ディナー 17:30~21:30(L.O)
月曜日定休(祝日の場合は火曜日定休)
Infu1
(外観の写真は、店のHPから)

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オーボナクイユ Au Bon Accueil (フレンチ)駒沢

Img_1823田園都市線の駒沢大学は、駒沢大学と駒沢公園に用がある人たちが乗り降りする駅だが、おしゃれなレストランやカフェも多く、隠れレストラン地域だと思う。但しそれは246から東側の大学や公園がある方で、西側はごく普通の住宅街である。
その西側にある駒沢病院の裏手の路地に、間口の狭い一軒のフレンチレストランがある(お店の写真は、店のHPより転載)。そこがオーボナクイユだ。店はまさしくウナギの寝床で、壁沿いのベンチシートに沿って、18席のテーブルが一列にある。ロケーションが良いとはいえないこのレストランが、至福の料理を提供してくれるすばらしい店だと知っている人は、まだ多くはない。
 青山学院の向かいのラ・ポルト青山に、史上最年少で三つ星をとったアラン・デュカスが開いたビストロ、ブノアがある。ここは上質の料理を比較的安価で提供してくれるうえ、コースはアラカルトメニューから好きな物を選べるというとてもお客本意のレストランのため、以前はよく通った。実は、オーボナクイユの田中シェフは、ブノア出身で、料理やメニュー構成もブノアで食べたすばらしい料理を思い出させてくれる物で、大変気に入っている。


Abc1ランチは、オードブル+スープ+メイン+デザートで2600円、ディナーは、オードブル+メイン+デザートで4600円である。オードブルもメインもブノアと同じように、アラカルトメニューから好きな料理を選べる(料理によって差額料金があるものは金額の表示がある)。
 ある晩頂いた、三浦野菜のミジョテとリードボーのムニエルは、バランスよく構成されていて、とても印象に残る料理だった。誤解を恐れずに言ってしまうと、駒沢の路地の住宅街の一角で、この料理を食べられる事が信じられなかった。

Abc2店は、とても小さいが、その分シェフの目が行き届き、納得の料理を提供してもらえる。サービスの女性スタッフは、まだ発展途上であるが、この店の成長とともに育って行くと思う。とにかくこの店に行かないのは、食いしん坊としては、大損である。

駒沢2-5-14 Kハウス駒沢B1 6661-3220
11:30-14:00 LO 18:00-21:30 LO
定休日 火曜日、第3火曜日


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OGINO  (フレンチ) 池尻

<2009/10/11 加筆>

2009年10月10日より、新店舗に移転した。
 場所は、池尻大橋南口より国道246を三軒茶屋方面へ150m行って、古畑病院の角を左折、サンクスの角を右折したところ。前の店とは、246を挟んで反対側になる。この通りは、旧大山道と言って昔からある旧道だが、現在魅力的な飲食店がたくさんある通りになっている。素晴らしい店がまた一つ加わった。

 以前の場所とは、全然違う場所なので、勇んで行ったら店がなかったと言うことが無いように!
 なお、電話番号は、変更なし。

5481-1333  池尻2丁目20-9  地図  月曜日定休

 予約が取れないレストランの代名詞になってしまったOGINOである。土日を選ぶと2ヶ月先という話も聞く。早く食べたいお客は、空いている日を聞いて自分の予定をあわせるようだ。ひとえに、シェフとマダムそしてスタッフが、お客に満足して欲しい料理を出し続けた結果である。新店舗になっても、この気持ちを持ち続けて欲しい。


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 三宿・池尻地区のレストランが、今、すごい。料理が好きで、真摯に腕を磨いた若きシェフ達が、満を持して店を競って出している。渋谷から一駅という立地が、いいのかもしれない。今回紹介する、OGINOは、その中でもずば抜けて素晴らしいレストランだ。

 場所は、田園都市線池尻大橋駅を出て、246をすぐに曲がって住宅街の中をテクテク歩き、4,5分ぐらい。あたりには店は無く、まったくの住宅街のど真ん中である。この池尻のまったくの住宅街に、連日フレンチ好きが、あっちこっちから食べに来る。だから、いつも満席である。

 料理は、しっかりしたクラッシック系統。しかし、けして重くは無く、軽やかで繊細だ。「オマール海老、ホタテ貝、夏野菜のカネロニ仕立てガスパチョソース」 と「仔鳩とフォアグラのパイ包み焼き赤ワインソース」をアラカルトでチョイスして食べたが、 バランスの良さ、食材の味の引き出させ方、火の通しそして提供温度などみな完璧で、大満足であった。
 場所や店構えからは想像しなかった、完璧な、とても高いレベルのフレンチである。この世田谷の住宅街に、良くぞ開いてくれたと、感謝感謝である。

 コースは、2,500円と4,000円。ディナーは、4,500円と6,500円。何れも手の込んだ、素晴らしい料理が並ぶ。アラカルトも、1,000円~3,000円の範囲で、信じられないお値打ちである。
 アラカルトを見たら魅力的なメニューで悩んで注文まで相当時間がかかってしまった。次は、素直にコースを注文しよう(笑)。

 席は、20席。多くないこの席が、今奪い合いになっている。

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*写真は、OGINOのHPから


池尻3-5-22 グレイスマンション1F  5481-1333 月曜日定休 地図
 ランチ(土・日・祝日のみ) 11:30~13:30 Lo
 ディナー(火~土) 17:30~23:30 Lo ディナー(日・祝日) 17:30~21:30 Lo

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ボン シュマン (フレンチ) 五本木

 246の三宿の交差点から世田谷公園の脇を抜ける道路は、三宿通りと呼ばれているが、この通りが楽しい。ぽつんぽつんと飛び飛びにであるが、イタリアンレストランやカフェ、和食やなどが点在し、どの店もおしゃれでカッコいい。大人の世界なのだ。

 下馬5丁目の交差点を過ぎると区境を越えて目黒区五本木にはいるが、このあたり、急に華やかになり、お店が増える。紹介するボンシュマンもここにある。世田谷でなく目黒に入ってしまうが、区境からわずか数百メートルであるので、世田谷の周辺と言うことで掲載することにする。

Bonchemin01 白を基調にした清潔感溢れるお店だ。大きくはないが、奥に6人掛けの個室もあり、落ち着けて、居心地はすこぶる良い。楽しく食事をするアベックで一杯だ。私は月曜日に伺ったが、ほとんど満席に近く、人気があるのがうかがえる。

 料理は、軽快で軽やか、しかししっかりしていて素材のうまみがキチンと表現されている。花澤シェフ同様料理は真面目でうそをつかない。感心したのは火の入れ方が、皆最高の状態で、かつどの料理も香りがとてもよかった。ホタテとオマール海老の軽いクリームソースにトリフがかかっている料理の香りは忘れられない。

 ワインも充実している。種類も充分だが、飲み慣れた人が釘付けになる造り手のものもあり、チョイスに迷う。価格帯も押さえてあり、リーズナブルなワインが選べる。サービス陣は、若くてすがすがしく、楽しそうに接客しているのがうれしい。

 ランチが、1800円と2800円、ディナーが3900円と5800円と8500円でメニューからの自由な選択となるので、おなかと懐と相談しながら、楽しくメニューとにらめっこということになる。自家製のパンがとても美味しくて、極上のリエットがつくので、思わずパンを食べ過ぎないように。

 楽しい時間が過ごせる、お勧めのお店である。

目黒区五本木2-40-5 地図 3791-3900 
11:30-14:00(LO) 18:00-21:30(LO)  水定休
店のWebサイト  http://www.bonchemin.com/


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ビストロ クルル (フレンチ) 梅丘

queueleuleu01 梅丘と言えば、まず梅まつりだ。2月のひと月間開催されている梅まつりを毎年楽しみにされている方は多いだろう。これだけまとまった、また沢山の種類の梅を見られるところはそう多くない。
梅丘は、駅の北側が羽根木公園で、南側が商店街とはっきり二分されている街だったが、小田急線が高架になって、駅の南北の行き来がスムーズになると、街が広くなったように感じる。派手さは無いが、一目置かれるようなお店が梅丘には何軒もあり、今後も紹介していきたい。

ビストロ クルルは、地元使いだけでは惜しいお店だ。店内は、すっきりとモダンでフレンチといっても堅苦しくなく、一方料理は、きわめてまっとうで、キチンとした技術に裏打ちされた魅力あるものだ。
シェフは、渋谷の名店ロアラブッシュを経てお店を出されたということで、梅丘という街で、これだけのフレンチを食べられる幸せを感じる。

queueleuleu02 お勧めで食べたヤリイカの煮込みは、軽い火の通しで、口の中に甘みが広がって大変美味しかった。また、大好物の鴨のコンフィも大変満足のいくものだった。コンフィはオーソドックスな料理だけに、修行の腕がそのまま反映されてしまう料理だが、食欲を誘う香りと表面のぱりっとした食感が素晴らしく美味しかった。
ワインは、PIERRE FRICK Riesling(5,600円)を飲んだが状態は結構良かった。ワインリストは、3~4千円ぐらいから揃えてあり、軽く飲みたい方もきちんと選びたい方も両方満足できる。

場所は、梅丘駅南側で徒歩1分のさくらベーカリーというパン屋の2階。階段を上がってすぐ右側の店。ランチは2,630円で、コストパフォーマンスがとても高く、ディナーはコースもあるがアラカルトが楽しい。

梅丘1-21-2 3427-2722 18:00~25:00(LO) 日曜18:00~23:00(LO) 水曜定休 全席禁煙


* 追記 2007/07/27
 最近ランチをやめて夜の営業に力を注いでいるようだ。日曜以外は、ラストオーダーが夜1時。深夜族には、ちょっとうれしいかも。


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ラマージュ イグレク RAMAGES y (フレンチ)二子玉川

とても面白いフレンチが二子にオープンした。

 お店は、外から覗くと丸テーブルで、テーブルクロスもなくちょっと高級な喫茶店かバーみたいでとてもフレンチレストランには見えない。自分の普段の趣味からはちょっと敬遠する雰囲気だが、表参道のスパイラルビルにあるRAMAGESの系列と聞いて行くことにした。
 私がフレンチに夢中になり始めた20年前、歌舞伎座のすぐ近くにアンリという店があり、福岡のイル・ド・フランスからきた新進気鋭の依田輝明シェフが腕を振るっていた。小さな店だったがそこで食べた料理はずっと記憶に残るすばらしい料理だった。依田シェフは、その後RAMAGESを開店させた。
 その依田シェフが自分が訪れたい店というコンセプトでこのイグレクを作ったのだから、行かなくてはならない。
  
 来店して、おどろいた。カジュアルな店の体裁からは想像できない、きちんとしたサービスだった。予約の名前を告げると、とてもにこやかに名前を繰り返し店へ誘導してくれた。当日の予約者がきちんと頭に入っている対応で、好感がもてた。料理を注文するときの対応も良かったし、帰りには、きちんと私の名前を呼んで再訪を請われたあたりは、常連になったような錯覚を起こした。サービスは表参道のお店に引けを取らない。

 メニューは、大きな1枚紙。一口前菜、冷たい前菜、温かい前菜、魚、肉と分かれていて、40~50種類の料理が載っていた。数人でサーモンの炙り焼き、ホタテのラビオリマリニエール風、骨付き子羊炭火焼、牛頬肉赤ワイン煮など7種類の料理を食べたが、どれも高いレベルだ。
 食べなかったがロールキャベツや銀シャリ(ごはん)もメニューに載っていた。とても興味を引く。
 
 そして、値段が安い。肉料理は2000円を超えるものもあるが、ほとんどが1000円台の料理で、1000円以下の料理も結構ある。ワインリストも見たが青山や銀座のフレンチレストランで出している値段より2~3割安い。セレクトも申し分ない。
 テーブルクロスもなく、お手拭もナプキンも紙、そしてナイフ・フォークも取り替えないが、こんなところで上手くコスト削減をして料金を抑えてくれるなら大歓迎だ。
 取り皿も出してくれるので、数人で行って互いの料理を味見するのも楽しい。

 つまりカジュアルな雰囲気で料金も抑えながら、味とサービスは一流店。これってフレンチレストランの一つの理想系ではないだろうか?シェフが自分が訪れたい店というコンセプトで作った意味が分かった。

 場所は、高島屋南館裏「柳小路」の東角の3階。
 柳小路は、高島屋SCの運営会社東神開発がプロデュースする商業ゾーンで、建物の外壁を千本格子やあんどんで統一し、石畳の路地に柳を植えて、京都の町家のイメージをかもし出している。面白いのは、周辺の民間アパートやビル等の外壁などもこれで統一してしまったので、一歩路地に入ると別世界に迷い込んでしまったような感覚に陥る。
 新しいお店がぞくぞくと出店し、これから楽しみな場所だ。

 玉川3-11-1 柳小路東角3F  03-5717-9117 11:30~14:30(LO)、17:30~23:30(LO) 無休

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アシェット (フレンチ) 成城

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成城学園駅から1~2分という好条件ながら、脇道に入ったところなので、駅前の喧騒を逃れられる。
1階はエントランスと厨房、2階がレストラン、3階がパーティールームで地下がワインバーと喜びの階層構造になっている。

アシェットとは「お皿」の意味だが、クリストフルなどオーナーが道楽で集めたに違いないと思わせる食器類で食事ができる。お医者さんであるオーナーの息子さんがシェフだそうだが、アランシャペルで修行したという腕は飛び切りで、素晴らし料理を供してくれる。特に魚の扱いは、秀逸。

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ワインの品揃えも抜群で、ワインのみ楽しみたい方は地下のワインバーをお勧めする。おつまみとして簡単な料理も頼めるが、これも、もちろんとてもうまい。

成城6-10-3 3789-1190 11:30-14:00 17:30-21:00 月曜定休
ランチ 3,000円、5,000円、 ディナー7,000円 4,000円、6,000円、8,000円、10,000円

ワインバー・アシェット(地下1階) 3789‐1192 17:30~23:00 月曜定休


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しらとり (フレンチ) 桜

2013年4月末日で閉店となりました。
世田谷から、またフレンチの名店が消えていきます。
とても寂しい。


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西麻布のビストロ・ド・ラ・シテや乃木坂のレストラン馮と言った名店のシェフを務めてから、10年程前にしらとりを開店した。

松ケ丘交番を少し下った世田谷通り沿いで、通りからお店が良く見える。紛れもなく正統派のフランス料理を供する店だけれど、気取りがなく気楽に食べられるお店。かたぐるしいレストランは苦手と言う方でも大丈夫。食べるのが好きな友達数人でおいしい物をお腹一杯食べるぞ!と言うのに最適。

白鳥シェフは築地通いで知られ、魚料理には定評がある。「市場からのブイヤベース」は、この店の定番で、食べれば誰でも虜になる。絶品。

ときどき世田谷通りをバスで下っていると、腕組みをして外を眺めているシェフを見ることがある。こんな良い店でも、お客が入らない日があるようで、残念でならない。

電話    3706-7158
所在地   桜3-2-18  
営業時間 11時45分~14時 18時~21時
定休日   火曜、第2月曜
料金    海の幸コース6,000円、おまかせフルコース7,000円、ブイヤベース8,000円(2人前)

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