たかはし (焼鳥) 世田谷以外(五反田)
平成17年11月1日、五反田に1件の焼鳥のお店がオープンした。ぎたろう軍鶏(シャモ)炭火焼「たかはし」である。「たかはし」のご主人は、今や伝説のフレンチレストランとなった世田谷駒沢の「ラ・プリムール」のシェフだった高橋祐二氏である。
80年代から90年代にかけて、街場のフレンチレストランが一気に元気になった。フランスの名だたる店で修行を積んだ料理人達が続々と帰国し、一方右肩上がりで景気がよくなる日本経済は、投資家がレストランへ投資する資金も、また煩雑にレストランへ通うお客の財布もともに潤沢に増やしていった。この環境下で、特に東京では、本場フランスにも引けをとらない素晴らしいフレンチレストランが続々と立ち上がり、毎夜毎夜楽しい宴が繰り広げられることになる。
こんな中で、私もフレンチ料理の食べ歩きを始め、青山や六本木のお店廻りをはじめた。しかし、ある日世田谷駒沢のラ・プリムールで高橋シェフの料理を食べてから、考えを変え食べ歩きはやめて、このお店にどっかりと腰を落ち着けることになる。毎週通って食べたお皿は500皿以上。30代の10年間、このお店との幸せな日々が続くことになる。
前置きが長くなったが、とにかく高橋シェフの作る料理は信じられないくらいうまい。卓越した技術を持った類まれな料理人である。
で、その方が、焼鳥を目の前で焼いてくれる訳である。これは、こたえられない。
信州伊那谷のぎたろう軍鶏を使って絶妙の火の通しで供される焼鳥は、本当にうまい。特にお勧めは、レバーだ。こんなにふくよかで香りの良いレバーを食べたことはない。あと、ミデアムレアに火の通った、ワサビがついたささみも絶品。それから椎茸やナスなどの野菜もジューシーで、塩加減もぴったり、野菜のうまさをつくづく感じる。これからの季節の旬の野菜が楽しみである。チーズが好きな方にはラクレットの串焼きもお勧め。
焼鳥以外では、レバーのテリーヌが一押し。フルーツトマトも美味しい。 最後は、親子丼で締めたい。鳥をあらかじめ炭火であぶってから使っているので、香ばしくて最高にうまい。
お酒であるが、まず日本酒や焼酎については、レベルの高い物が厳選して置かれている。また、ワインもそこらのフレンチレストラン以上の品揃えがあり、シャンパンも充実している。シェリー、パスティス、カルバドス、バール等という変化球も揃っている。このあたりは、高級なフレンチレストラン並である。酒がうまいので、お客は、ついつい量が進んでしまう。私自身もうまくて飲みすぎ、帰途大変な状態になったことがある。注意願いたい。
お店は、完全禁煙。焼鳥のいい香りしかしない。
品川区西五反田1-7-1リビオ五反田プラグマGタワー2F 地図
5436-9677 11:30-13:30 17:00-22:30(LO) 但し、夜は17:00-20:00 と 20:15-23:00の2交代制
日曜、1・3月曜定休
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