あきの (日本料理) 経堂

Akino01経堂駅や駅前広場の大改修も終わり、すこし遅れてCORTYも完成して、すっかり変貌をとげた経堂は、ラーメンから和食、イタリアンはもとより寿司、蕎麦、エスニックまで素晴らしい良店が乱立する地域だ。駅の北側にも南側も個性の強い店が、毎日おいしい料理を競いあってだしている。
 あきのは、まだできてから数年の新しい店で、立地も恵まれたところではないが、料理は本物で、お店の雰囲気もとても良く、この激戦の経堂の街で常連客を増やし続けている。

 金田中で修行したという主人の料理は、どれも素晴らしく日本料理の美しさを堪能できる。付き出し、前菜、椀、お造り、焼物、煮物、飯、デザートすべて申し分なく、満足できる。会席料理は、作る料理人がキチンと修行し、季節の食材を選んで、手を抜かずに、心を込めて料理を作ると、すべてが料理に現れてくる。ごまかしの効かない恐ろしい料理である。

 夜のコースは3コースで、真ん中の5200円のコースを食べたが、ゆっくりと2時間ぐらいかけて出されて、丁寧な仕事ぶりで最初から最後まで、満足のいく会席料理だった。

Akino2場所は、経堂の駅から高架線沿いに少し成城方面に下ったところで、三角形の中洲のような形をした店は高架線側が入り口になる。広いとは言えない店内でるが、カウンター席とテーブル席がうまく配置されている。

経堂3−1−2 03-5799-4767
水曜定休 11:30-14:00 17:30-23:00

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

桜一 (ちゃんこ) 下馬

更新情報
 櫻一は、平成25年4月23日より、世田谷区三軒茶屋2−10−23 レイクヒルズ1Fに転居する。
 電話は、変更なし。
 店の評価は、引越し後再度行います。

------------------------------------------------------------------

 「びっくりする程おいしいパン屋がある」と聞いて、勇んで行ったのが、世田谷公園入り口近くの「シニフィアン・シニフィエ」。パン屋と言うカテゴリーでは、説明できないおしゃれなお店だった。ワイン、チーズそしてコンフィチュール(ジャム)なども扱っていて、その上、有料の試食のテーブル席もあり、外から見るとレストランかと思ってしまう。
 パンは、決して安くないが、原材料と手間を考えると、納得できる。しっとりして、口当たり良く、雑味がない。当分、ここのパンから離れられない感じだ。

Sakurai その時、見つけたのが、桜一(さくらい)である。桜一は、シニフィアン・シニフィエの横に入り口があり、店は、2階にある。
 ちゃんこと言っても、今風のちゃんこであるから、店もおしゃれだし、お客も若いカップルが多い。スタッフも若く、青山のレストランにいるようで、料理に一抹の不安を感じた。しかし、一口食べてみて、その不安も吹っ飛んだ。出汁が複雑で奥深い。素材をうまく組み合わせ、飽きさせない。輪郭のはっきりした味付けで、この辺は好みだが、私は、大変おいしく感じた。

 鳥たたきちゃんこ、北海魚ちゃんこ、和牛バラちゃんこという3000円前後の素材系と、大関ちゃんこ、横綱ちゃんこ、桜一ちゃんこと名前をつけた4000円~5000円の豪華系ちゃんこが、2人前から選べる。
 足りなければ、別に各種鍋だねを選んで追加することも可能。〆につけ麺や雑炊もある。
 刺身や炭火焼などもあり、ちゃんこ以外のチョイスも可能。

 焼酎やワインの品ぞろいも多く、お酒好きも満足できる。

 ちゃんこは、店のスタッフがテーブルで調理し、取り分けてくれる。ちょうどいい間隔で、熱々のお変わりをよそってくれるので、感心してしまった。若いスタッフのサービスもとてもよい。


桜一(さくらい) 下馬2-43-10 コムズ下馬2F 3412-7100 
17:00~25:00 月曜定休 地図  

| | コメント (0) | トラックバック (0)

和shoku。の水 (和食) 経堂

Nomizu01 こういう店、こういう料理人と出会えるから、食べ歩きはやめられないのだなぁ、と思えるお店を見つけた。始めて行ってぞっこん惚れ込んでしまった。昨日食べに行ったにもかかわらず、明日の予約をとりたい衝動にかられる。素晴らしい料理である。

 食べたのは、「の水会席コース」。
一皿目 酒菜盛合せ(ふぐの煮こごり、ズワイ蟹の擂り流し、飛び魚の棒ずし等6品)、
二皿目 鯛の白子の茶碗蒸し
三皿目 お造り(カジキ、燻し金目鯛、茶ぶり真タコ、ミル貝などの盛り合わせ)、
四皿目 道明寺の本鱒巻き
五皿目 揚物(蛍烏賊、山菜の盛り合せなど)
六皿目 冷稲庭梅うどん
デザート 抹茶豆腐の赤蜜がけ

 素晴らしいと感じたのは、キチンとした和食の本道があって、その上にご主人自身のオリジナリティを重ねて、この店しか出せない「の水料理」を提供してくれることだ。たとえば、お造りは、ただの醤油でなく醤油ゼリーで食させる。醤油で作った柔らかいゼリーであるがこれがなかなか良い。また燻し金目鯛は、柚子胡椒で食べたが、これが本当に良く合う。昆布の出汁がキッチリ利いた冷稲庭梅うどんは、今まで食べたうどんで一番旨かった。
 旨い素材を組み合わせ、より旨いものを作ってしまう。素晴らしい料理人だ。

Nomizu02 器は、それぞれにぴったりあった皿をうまく選んでいるが、和皿だけでなく洋皿も巧みに使いアクセントを出している。 出される料理の素材や調理法なども説明してくれる。

 場所は、経堂駅から徒歩数分。みずほ銀行の裏手になる。店は、カウンターが7席、テーブル席は4人がけが2卓、小上がりが4人がけが2卓、あと5人までの貸切個室が一つある。ご主人が料理を造るところが見えるカウンター席も、お勧めだ。足元に荷物を置く棚もあり、座り具合もとてもよい。
 
 土曜日の夜伺ったが、満席であった。
 常連客が楽しそうに食事をしている。みんな笑顔で料理を楽しんでいる。
 店は、幸福感で包まれていた。
 
 
会席コース 
  の水会席コース4,800円、すっぽん会席コース6,800円、前沢牛会席コース8,500円など

一品料理 
  酒菜盛合せ1,000円、の水とうふ550円、いぶり大根500円、いぶり地鳥レバー850円、造り盛合せ(一人前)2,500円、なめらか茶碗蒸し950円など

なお終日完全禁煙

宮坂3-12-17 5799-3124 17:30-22:00(L.O)
月曜定休(但し祝日は営業。翌日休) 地図

| | コメント (3) | トラックバック (0)

天峰 (天麩羅) 砧

更新情報

残念ながら、天峰は閉店しました。
同じ場所で、栗天という天ぷら屋がオープンしています。

--------------------------------------------------------

Tenmine01 祖師谷大蔵には、素晴らしい商店街があるが、このお店は商店街から外れた住宅街の中にある。天麩羅専門店は飲食店としては非常に少なく、住宅街の中の天麩羅専門店となるとほとんど天然記念物と呼んでいい。そんな店が祖師ヶ谷大蔵駅から徒歩5分のところにある。

 店は、広くはないが、機能的に配置されていて、狭く感じない。4人掛けのテーブルが2つあるが、天麩羅は、やはりカウンター席で食べたい。この幸せの席に座れるお客は11人である。主人が仕事をするのを見ながら、天麩羅が揚がるのを待つ。

 お昼のコースは、1600円と3000円、夜のコースは、3500円から6500円まで4種類。6500円のおまかせコースを食べてみた。海老2本、キス、タラの芽、スミイカ、タラバ蟹、椎茸、アスパラ、白子、メゴチ、フキノトウ、白魚、蓮根と続いた。海老やスミイカの火の通し具合が最高で、タラの芽やフキノトウなど春の香りも堪能できた。全体的に供されるタイミングがまことに良く、気持ちよく食べられた。

 最後に小振りのかきあげ丼がでて、アイスクリームのデザートで締めたが、大満足であった。コストパフォーマンスも十分である。

Tenmine02 たっぷりの大根おろしを入れた天つゆで食べるのもいいが、基本的には塩で食べたほうが天麩羅は旨いと思う。店には精製された塩の他に、ミネラルたっぷりの塩も用意されている。これが旨い。それからカレー粉がキスやメゴチにはぴったりだった。

 駐車場は、店から駅と反対側の一つ目の角を曲がったところに3台分あるが(天峰駐車場と書いてある)、ここが一杯でも、店のすぐ向かい側にコインパーキングがあるし、駅まで行けば小田急OXの駐車場もあり心配いらない。

 ご主人は、寡黙だがキチンと食材の説明をしてくれた。満席のカウンターの客を相手に、孤軍奮闘という感じだが、天麩羅を揚げる姿は実に楽しそうで、お店が、温かい雰囲気に包まれている。客はみな常連ばかりのようだが、うなづける店である。


てんみね 砧8-13-8 地図  3415-3885  水曜定休
12:00~13:30 17:00~20:30  土日祝は夜のみ営業 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

口福 (和食) 成城

 koufuku01
 高級住宅地の成城であるから、飲食店の数は少ない。成城学園前駅の周辺に集中していて、少し離れた住宅地の中にも、ポツリポツリとお店がある程度である。しかし、数は少ないが、やはり富裕層のお客を抱えているため、各店のレベルは高い。

 紹介する「口福」は、駅の北側の目の前のビルの地下にあり、目立たないお店である。テーブル席と小さな座敷席があり、一見すると普通の飲み屋に見える。しかし、このお店に来た客は、本当に幸福(口福)になって帰っていく。

 この店の料理のレベルが大変高い。
 お勧めは、鯛かぶと煮だ。50~60センチ以上の鯛の頭の半身を、上品だがしっかりした味付けで供してくれる。3人ぐらいで十分な量があり、身とはまったく違った、濃厚なうまさが感じられる。
 それから季節の野菜の煮物がすばらしい。季節により、里いも、なす、冬瓜、南瓜、どんこ椎茸、オクラ等があるが、素材のよさと調理の腕で、京都の料亭で出される料理と比べても遜色ない煮物が食べられる。
 その他、刺身や揚げ物などももちろん高いレベルで、酒を飲みながら、つついていると、笑ってしまいたくなる。

 成城学園前駅の改札口まで、1分弱だし、タクシーだって目の前に並んでいる。酒飲みにとって、これほど良い環境があるだろうか!


 成城6-10-2 B1 地図 3483-3347 日曜定休 11:30~14:30 17:00~22:30(L.O.21:30)

| | コメント (1) | トラックバック (1)

泉竹(旧泉仙) (和食) 瀬田


izusen02 izusen01  

 国道246号と環状八号の交差点が瀬田の交差点で、246が環八の下をくぐる形の立体交差になっている。ちょっと見ると、高速道路のインターチェンジのように見えるが、区内でも飛び切り交通量の多い交差点だろう。お店なんて全然なさそうな、こんなところに、実は区内でも指折りの和食のお店がある。

 泉仙の本店は、京都下京区にある昔ながらの仕出し割烹屋であるが、瀬田のお店は、立派な庭のある料亭で、全室個室のお座敷である。料理は、精進鉄鉢料理と言う、生湯葉、生麩など京の食材を使った四季折々の季節感溢れる料理が供される。鉄鉢料理は、僧侶が托鉢で使う鉄鉢をまねた朱塗りの丸い器で料理を出す。薄めの味付けで、素材のそのものの旨みがよく出ている。

 びっくりするのは料理の値段である。精進鉄鉢料理が、5,900円と6,900円。その他懐石料理が8,000円、懐石弁当が4,200円となっていて、完全個室で、見事な庭を眺めながら、ゆっくり料理をいただいて、京都の料亭気分を味わって、この値段では、なんだか申し訳ない気持ちになってくる。

 場所は、246を駒沢方面から下ってきて、環八にあがる側道の途中である。公益社という葬祭場の隣といったほうが分かりやすいかもしれない。側道に入りそびれると、Uターンして戻ってくるには、二子の高島屋のところまでまで行かなくてはならないので、ご注意を。徒歩だと、用賀駅から10分ぐらい。

 瀬田3-6-8 地図 050-5797-2974 11:00~21:30(LO 20:00) 
定休無し  専用駐車場有

| | コメント (0) | トラックバック (0)

しの原 (和食) 野毛

 世田谷には、以外にも古墳が多い。その中でもひときわ大きな古墳が等々力渓谷の近くにある野毛大塚古墳。全長82m高さ11mで日本でも最大級の帆立貝式前方後円墳ということだ。この古墳は、野球場や児童遊園とともに、綺麗に整備されて野毛公園のなかにおさまっている。静かで良い公園だが、交通の便が悪く、周辺の人しか利用しないのではないだろうか。

 紹介するしの原は、この公園の横にある。東急大井町線の上野毛駅と等々力駅のちょうど中間で、どちらからも歩けば10分はかかる。かなり厳しい立地条件である。しかし、世田谷には珍しい本格的な料亭であるし、気になってある晩女房と連れ立って行ってみた。

 店は、住宅街のなかに目立たなくたっている。表札は「篠原」と出ている普通のお屋敷であった。玄関から比較的近い部屋に通された。あとで説明を受けたが、この席が最も庭が綺麗に見えるとの事で、そのとおり見事な庭が見渡せた。

 料理は、一品料理もあるが、12600円のコースがメイン。コースは3種類あって、料理長のお任せコースと仙台牛の炭火焼コースとハリハリ鍋コースである。3コースとも先附、善菜、造里、中皿までは同じ。ハリハリ鍋コースを食べてみた。

 先附は、二人前を綺麗に盛って出してくれたが、季節感たっぷりでとても華やいだ。お造りも、オリーブオイルを使い少し変化球を付けてくれて、なかなか楽しくておいしい一皿でした。お椀もおいしかった。メインのハリハリ鍋は、松茸たっぷり、仙台牛山盛りで豪華な鍋でした。あとの雑炊完璧。大満足の料理でした。

 料理もすばらしいが、ここは、庭もすばらしい。基本的には、全部個室で、どの部屋からも庭が楽しめる。
 二人用の離れの個室なんて部屋もあるようで、若者(=こども)用のお店が多い昨今、久しぶりに、堂々とした大人の店を味わった。

 野毛2-18-26 地図  03-5758-3334
 月~金17:00~22:30(L.O.21:30) 土・日・祝 11:30~22:00(L.O.21:00)

 車で行く場合は、環八は外回りからしか入れないし、また第三京浜に入る直前を左折しなくてはならず、間違って第三京浜に入ってしまい、30分来るのが遅れるお客さんがたまにいますと店の方が話していた。

 shinohara01.JPG
 shinohara04.JPG
 shinohara08.JPG
 shinohara14.JPG

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

大かまど飯 寅福 (和食) 二子玉川

 二子玉川の高島屋新南館の7階~11階のレストラン街は圧巻である。中華、フレンチ、イタリアンどれをとっても素晴らしいお店が揃っている。料金的には少し(店によってはかなり)高めだが、満足のいくお店が多い。子供のころデパートの大食堂に連れて行ってもらうのが最高の楽しみだったが、デパートの食堂も様変わりしたものだ。

 その中でも一押しなのが、大かまど飯寅福。和食屋というより、飯屋と言った方が正確か。自慢は、炊き立てのご飯(260円)。厳選した米を、丁寧に洗って、大かまどで炊く。ふっくらとしてほんのり甘くて、誰が食べても笑みがこぼれる。
 このご飯を中心に、本日の焼き魚や煮魚が何種類かある(1000~1500円)のでその中から好きなものを選んで、あと水戸納豆とキンピラを付けて幸せの定食が出来上がりである。贅沢をしたければコロッケやから揚げだってあるぞ。

 居酒屋ではないけど、もちろんお酒の品ぞろいも多い。静岡の磯自慢、京都の早瀬浦、香川の凱陣など個性派をそろえているし、八重桜や富乃宝山まどの焼酎も置いている。旨い焼き魚で一杯飲んで、最後に納豆でご飯というのもこの店ならできる。

 寅福は実は、ピザーラで有名なフォーシーズが経営している。
 この会社は、他にもパスタの「TO THE HERBS」や餃子の「宇明屋」など、結構成功している店もやっているし、天麩羅や回転寿司なども手がけていて、なかなか手広く経営している。最近は、日本でのロビションブランドをサッポロビールから手にいれ、六本木ヒルズに「ラトリエ ド ジョエル ロビション」をオープン、続いて恵比寿ガーデンプレースにあるタイユバンロビションを買い取り、「シャトーレストラン ジョエル・ロブション」を2004年の12月にオープンさせてしまった。まさに飛ぶ鳥を落とす勢いだ。
  
 そんな勢いが、この店にも出ているような気がする。

玉川高島屋南館8階  5797-3200 11:00~23:00 (Lo.22:00)
(但し14:00~17:00はティータイムで食事はできません)

totafuku01.JPG

| | コメント (0) | トラックバック (0)